1月5日
昨日、洗われた米を早朝より
蒸気で一気に蒸し上げる。
蒸された米は、九頭竜川の冷たい冷気で
冷まされる。
もちろん、機械は使わず
人の手で運ばれ
冷ましも、自然の冷気によってだ。
予定温度まで冷まされると
室 ムロ と、呼ばれる
温度・湿度管理のされている部屋へ。
常夏のような部屋だ。
ここで、種麹 もやし と、俗に言われている
麹菌を振り掛ける。
このときばかりは、部屋の中に話し声など一切ない。
静かに振る 種麹
空気の対流で 種麹を 蒸し上げられた米に振り掛ける。
だから、わずかの空気の流れによって偏りができてはいけないのだ。
身動き一つせず、じっと、そのときを待つ。
返して、また、振り掛ける。
たくさんの毛布に包んで
暖めて、麹菌が米の中央 米の 心拍めがけて
伸びていくように 世話をこれからしていくのだ。
白龍吟醸倶楽部

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